鉄鋼スラグで藻場再生 北九州市が実証実験 [鉄鋼]

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20120320-OYT8T00855.htm

鉄鋼の工業副産物が藻場という自然再生に役立つという、とってもいいニュースを見つけました。
まだ、実験段階ですが、早く実用化されるといいですね。

 関門海峡の豊かな漁場を取り戻そうと、北九州市は、鉄鋼の生産過程で発生する副産物の鉄鋼スラグを使った藻場再生の実証実験を始めた。全国15か所で行われており、垂直護岸に囲まれた工業地帯での取り組みは珍しいという。関門海峡ではここ数年、漁獲高が落ちており、漁業関係者は「藻場が産卵場所となり、魚が定着してくれれば」と期待を寄せている。(記事引用)

この鉄鋼スラグは、鉄鋼1トンにつき、約400キロ発生するようです。
鉄分やミネラルを多く含むことで、海藻が成長しやすいらしいというのが種明かしです。
北海道で成果を上げているようなので、今後震災の影響などで被害を受けた福島や宮城などの漁場の復興にも役立つ(?)とよいですね。

荒れた海の回復方法として、期待しましょう。

平成21年 鉄鋼業界の現状と動向 [鉄鋼]

http://gyokai-search.com/3-tetu.htm

過去の鉄鋼業界の推移を見ると、平成15年から19年までは拡大、19年から20年は横ばい、20年から21年にかけて大きく減少している。

日本の鉄鋼業は、基本的に企業があふれており、供給過多で売上が減少している。
そもそもに日本は縮小市場のため、この傾向は、より加速していく予想が強い。

鉄鋼も大手が合併、統合することで、市場規模にあった企業数に削減が必要と思われる。

日本の鉄鋼ベスト5というと
1.新日本製鐵
2.ジェイ エフ イー ホールディングス
3.神戸製鋼所
4.住友金属工業
5.日新製鋼
http://www.ullet.com/search/group/12.html

この辺の名前は覚えておきたい。

新興市場の攻略戦略を狙う鉄鋼各社 (うえ) [鉄鋼]

鉄鋼各社にとって新興市場の攻略戦略の重要性がさらに拡大している。

特に日本勢は内需拡大が期待できないため、輸出拡大や現地進出の加速に迫られている。

新日本製鉄と住友金属工業の合併計画はまさに海外事業の強化のため。

同様の動きが国境越えて続きそうだ。


最近、新日鉄と住友金属が合併して、鉄鋼世界2位「新日鉄住金」が誕生したばかりだ。

これから、世界での競争はより激しくなる。日本勢がどれだけ伸びるかは不透明。
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